【2008年度】2月13日 学芸大学附属高校Dさん
<国語>
・国語は小説、論説文、古文が出ました。
・僕にとっては、小説と古文が難しかったです。
・記述式の問題がほとんど出ないのが特徴だと思います。
・小説は戦時中の物で、わりと軽い感じがしました。記号問題が多かった気がしました。そんなに深読みしなくても良いような文だったと思いました。僕は、小説はあまり好きなほうではなく、自主的に小説を読んでいなかったこともあって多分ボロボロだったと思います。本は、自主的に読んだほうがいいです。
・論説文は日本人と西欧人の態度の違いがどうのこうのの文でした。抜き出しが多くて、難しかった気がしました。
・古文は難しく、はっきり言って何を主張してるのかすら分かりませんでした。
・古典は、今年は漢文の返り点が出ました。古典も、英語みたいに、旧暦や係り結びなどの基本的なことは覚えていたほうがいいと思いました。
・漢字は、直前講習会の先生(田辺先生)に聞いたところ、enaでもらう漢字練習帳の四、五段を勉強したほうがいいです。僕は練習帳を日本に持って帰らなかったので勉強できなかったです。だから、忘れずに持って帰ったほうがいいと思います。
<数学>
・基礎が完璧にできていて、それの高い応用力があれば多分大丈夫だと思います。
・学力判定テストや合格判定テストの問題を、素早く正確に解けるようにしておけばいいと思いました。
・文が長い問題で途中で分け分からなくなり、読み返すことになりました。
・解答は丁寧に正確な字で書いたほうが、試験の後に書き間違いをしなかったか心配にならないのでいいです。
・僕にとっては、試験中に机の上に受験票やコンパス、定規、予備のシャープペンシルなどを置いていたので、落としてしまいそうですごく書きづらかったし、問題用紙に計算などをするスペースもあまりなかったので、大変でした。あと、机が木組みでできていたので、消しゴムで消すときに机がきしみ、結構音が立ったので、周りに迷惑だと思って消すのに気が引けました。
・時間があったら、自分を追い込んで過去問を解く練習をしたほうがいいと思いました。
<英語>
・アメリカ合衆国の現地の学校に通っている人たちにとっては、割と簡単な問題だと思います。
・基本的な問題が出題されるので、ネイティブな英語だけではなくて、「日本語英語」や文法もしっかりと基礎を固めたほうがいいと思いました。
・リスニングテストは録音されたテープではなくて、多分、学校の生徒か先生が問題文を読んでいました。発音がネイティブな発音ではなかったので多少聞き取りづらかったです。
<面接>
・二次試験は集団面接です。
・僕の時は四人で行われました。
・先生が待ち時間にABCDの札を配り、Aさん、Bさん等と呼ばれることになりました。
・最初に受験番号と出身地を言い、その後司会を二人決め、決めた後試験官(三人の内の一人)が話題を提供しました。それに対してディベートを一人の司会が指揮りながら行い、もう一つの話題に対してもう一人の司会が指揮りながらディベートをしました。話が進まず、時間が余ったので試験官から質問が出て、それに答えました。
・ディベートは僕は一回しか練習していないからよくわかりませんが、自分の考えをすぐにまとめて、素早く手を上げ、発言することが重要だと思いました。
・なかなか司会に指されなくても、手を上げて、発言する意思があることを示すことが大事だと思います。
・司会も自分の意見を言うことが重要だと思いました(僕は司会はしてませんが、面接官が「あなたの意見はどうですか」と司会者に聞いていました)。
・発言するときは、無理に大人ぶって論理的というか、堅い感じでしゃべるよりは、普通にしゃべったほうがいいと思います。実際に大人ぶってしゃべった人は僕のグループでは5人中3人ほどいましたが、聞いていて変に感じましたし、その人たちは落ちていました。
・あと、面接では嘘はつかず、ありのままの自分で話したほうがいいと思います。
<余談>
・入ってすぐ感じるのは古さでした。何十年も校舎を改装して無いように見えました。塗装等はげてきたり、結構ボロボロな所が多くありました。ボロボロなだけに新築の建物では出ない歴史を感じました。
・ホッカイロをいくつか持っていったほうがいいと思いました。
・敷地も都会でありながら随分と広かったと思います。
・試験会場には時計もあり、男女別に行われました。
・会場は結構寒く、緊張のせいもあると思いますが、手がかじんできて、足の先が感じられなくなってしまいました。
・教科毎に下敷きが配られました(机が傷だらけなので)。
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