「一番怖い先生」でした

2018年8月13日(月)     enaシンガポール

皆さん、こんにちは。英語担当のリムです。

今日思い浮かんだことをシェアしたいと思います。
以前2年間インターナショナルスクールで教えた時の話しです。

小学部で算数、中等部と高校部で英語と数学を教えました。
そこでは勉強が苦手で、素行が悪い生徒が大勢いました。

登校の時遅刻したり、ベルが鳴っても食堂で食べていた。
授業中、教室で寝たり、喋ったり、トイレに行ってずっと帰って来なかった。
休み時間中に食べ物や飲み物を買って、教室に持ち込んだりしていた。
下校の時、補習をさぼって逃げたり、コッソリ何処かでタバコを吸ったりしていた。

私は毎日生徒を叱りました。
廊下で叱りました。教室で叱りました。食堂で叱りました。
4階の教室から、学校の玄関でウロウロしている遅刻した生徒をとても大声で叱りました。
それで、学校で「一番怖い先生」と呼ばれていました。

毎月成績が良くない生徒をカウンセリングをしました。
私は、学校で「一番怖い先生」ですから、いつも一番成績が良くないクラスを担当になりました。
毎月のカウンセリングが終えられないくらい多かったです。

叱っても、カウンセリングをしても、何も変わらない生徒が多く、 仕方なく、退学にした生徒もいました。
もちろん、態度を改めた生徒も何人かいますが、その時は、正直、結構子供が嫌いになりました。

日本に2年間公立学校で勤めて、新たな教育現場に出会いました。
同時に3つの学校に通って、とても愛されました。
登校の時、「シーウェイ先生!」と叫んで、走ってきて、抱いてくれた生徒がいっぱいいました。
毎日大切にされて、幸せな感じを初めて経験しました。

enaシンガポールに入っても、同感です。
毎日いろいろな生徒に会って、時間を過ごして、うれしく思います。
自分のクラスではなくても、休憩の5分間だけ会って話しても十分快いです。
生徒を叱る必要もなくなりました。
逆に、子供が好きになりました。
そして、怖い先生もいなくなりました。

一人ひとりの生徒に心を込めて支えたいと思います。
英語、算数・数学を教えるだけでなく、enaに来て毎日を楽しく充実に過ごしてほしいです。

皆さんに恵まれて、本当に幸せな日々を過ごしています。
これからも、愛の教育を続けたいと思います。
ありがとうございます。

リム

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後期本科授業は、8月31日に開講します。
どうぞ singapore@enakokusaibu.com までお問い合わせください。
皆さんのご参加をお待ちしています。

9月の校舎行事
模試
● 9月2日  小4~6アタックテスト
● 9月9日  小6帰国生模試
● 9月16日 小5帰国生模試
● 9月22日 小6頌栄女子学院帰国生模試

特訓
● 9月2日、9日 中2日曜特訓
● 9月7日、14日、21日、28日 英検準1級秋特訓
● 9月8日、15日、22日、29日 英検2級秋特訓

考査対策
● 9月16日、23日、30日 日本人中学校総合考査対策

講演会
● 9月30日 秋の教育講演会

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