駆け出しの頃②

2017年9月28日(木曜日) ena シンガポール校

駆け出しの頃②
【すぐに任されたもの】
・保護者面談
 話すことがない、情報通ではない、などはこっちの事情。保護者の皆さんは、話してほしいし、自分では調べられない情報がほしい。自然と年月を経て成長してから面談をするのではなく、面談の直前直後に成長しなさい。面談は校長がするものではない。一番経験のないあなたがするものです。そんなふうに言われました。泳げるようになってから人のいるプールや海で泳ぐのではなく、人前でどんどん溺れなさいという感じで言われました。
・問い合わせ対応
 時間割を暗記していますか。料金を暗記していますか。状況を聞いて何をおすすめするか瞬時に判断してくださいね。一度受けた問い合わせは、校長や先輩に電話を変わってもらわず、最後まで自分で案内してくださいね。もう一度。時間割と料金は暗記していますか。営業をやりたくて塾の先生をやっているわけではありませんが、自分たちが取り扱っているものを把握しなさいと。これに関しても、教えてもらっていないは通用せず、自分で把握しなさいと。
・時間割作成
 全体を把握しないとできない作業。いろいろな提案をしても先輩や校長は、うんと言わないことが多いかも。理不尽や意地悪ではなく、もっともっと深く考えていて、そしてそれはあなたと同じ土俵で議論できるものではないかもしれない。あなたはそれに対して、なんでわかってくれないんだろ、自分の考えのほうが優れていると思うかも知れない。説明は難しいが、そういう次元ではない。とりいれられるとしたら温情措置とかへそ曲げ防止とかです。
今思えば、任せてもらえることは「しんどい」のかもしれませんが、恵まれていました。新米・新人に任せるくらいなら、自分でやった方が早いし確実だし責任も負いやすいのが本音ではないでしょうか。(新米・新人のために)仕事を作る仕事は、それだけでも時間と労力が必要で、それをハラハラしながら見守り、点検し、最終的には自分でやり直さなければなりません。悲惨な場合は、提案だけして自分では何もしない、最後まで自分の責任でやらない、なんだかんだ言い訳されるかもしれません。恵まれていました。いくつの責任逃れをし、いくつの無責任な行動があり、そして気が付いていないものまであるにちがいないと思うと恥ずかしい限りです。
日々精進します。
永田

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