<<<グリムスクール中級>>>

今月のグリムスクール中級の本は、

山中恒さんの『おとうさん×先生=タヌキ』

でした。

P1020743

タイトルを読んだだけでもワクワクしますね!

絵も、『かいけつゾロリ』でお馴染みの原ゆたかさんです。

お父さんが受け持ちの先生になり、学校でのびのびと生活を送れなくなってしまった女の子が、

夏休みにタヌキに出会い、神通力を使えるようになるというお話です。

女の子が悔しい思いをしたり、おかしなことが起こるたびに

生徒たちも一緒になって悔しがったり、笑ったりしていました。

 

今回の作戦でなかなか難しかったのが、『様子はどうどす?』

P1020740

出題されているページを目を皿にして探します。

本に書いてあることを見つければいいだけだから簡単!と思って始めるのですが、四苦八苦。

一文の最初の5字と言われても、様子が書かれている部分だけを抜き出そうとしてしまいます。

小学中学年の生徒たちは、うなりながらも本に鼻をつっこみ、一生懸命抜粋していました。

この作戦を繰り返すことによって、出題内容を気をつけて読むようになり、文の要点を見抜く力もついてくるのです。

 

人気があった作戦は、『わたしはだれでしょう?』です。

P1020738

目をつぶってわっかを頭にかぶせ、自分がどの登場人物かを「はい・いいえ」の質問でクラスメートに問います。

どのような登場人物が存在し、何をしたかを把握していないとすんなり解答まで辿りつけません。

お友だちのわっかを見てつい答えを言いそうになってしまったり、質問が思い浮かばないお友だちに提案をしてみたり、

わいわい騒ぎながらも、みんな協力し合って解いていました。

 

グリムスクール中級では、本を楽しむだけではなく、頭を悩ませる難しい問題にも挑戦しています。

その後は、体を動かす作戦で、リフレッシュです。

宿題の読むページ数が多くても、努力して読んでくると次の授業が面白くなり、やる気につながります。

日本語の本から遠ざかってしまったお子様にも、オススメですよ★

お問い合わせ資料請求はこちら

○月別アーカイブ

このページの先頭へ