とおくの おおきな こおりの うえを

今、小学1年生のクラスでは、ひらがな・カタカナを学習しています。

子どもたちが、よくひっかかるのが長音です。

「ケーキ」 を「けーき」と書いてしまったり、「せんせい」 を「せんせえ」と書いてしまったり・・・。

そこで、今日は、「お」の段の伸ばす音を学習しました。

とおくの おおきな こおりの うえを ほおずき くわえた こおろぎと

おおくの おおかみが とおずつ とおった

皆さんは、この文をご存知でしたか?

「お」の段の音を伸ばすときは、だいたい「う」を使うのですが、

(「ぼし」「れいぞこ」「ひこき」 などなど)

例外があります。上記の文はそれを覚えるのに役立つものなのです!

この文を子どもたちの前で音読し、何も見せずに書いてもらいました。

眉間にしわを寄せながら聞き取っていたり、聞いた文をぶつぶつ繰り返しながら書いていたり、

苦心しながらも、一生懸命がんばって最後まで書き取ってくれました。

その後、ほおずきの絵を見せ、文の情景を説明すると、

それぞれが、「ああっ。」と間違いを発見。

悔しがりながらも、楽しそうに正しい文を読んでいました。

 

ひらがなでは伸ばす棒を使えないことに疑う余地もなく、

耳に入ってくる正しくない音を、そのままひらがなで書いてしまう、

そんな子どもたちが、学習を重ねるごとに上手に言葉を書けるようになっていく様を見ると、

とてもうれしく感じ、同時に感心もさせらます。

来年、今の1年生が2年生になった際に、

「とおくの おおきな こおりの うえを・・・」の聞き取り問題をまた出そうと思います。

どれくらい出来るようになっているかな・・・?

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