異文化経験を生かすには

帰国子女入試において、「異文化経験から何を学んだか」というようなことは、面接、作文、エッセイ、小論文など様々な形で問われます。

小論文、作文の授業では、よく
「先生、何を書けばいいのかわかりません。」
という声を聞きます。
「どのように書くか」「誤字脱字の推敲」は、もちろん指導します。でも、「何を書くか」を教えてしまうと、それは生徒の作文・小論文ではなく、私の作文・小論文になってしまい、意味をなさなくなります。

アイデアのストックが多い人ほど、様々な角度から問題をとらえて、文章を展開させていくことができます。
でも、「◎△をしました。」「■△に行きました。」だけでは、駄目です。
そこで何を感じて、何を学んで、その経験を通じて、自分の何が変わったかまでを、じっくり考えて、自分の考えをまとめるという作業が必要になります。

そのためには、どうすればいいのか?
自分の経験、見聞きしたことに対して、好奇心、問題意識を常に持つようにしてください。

この夏休み、皆さん、様々な経験をしたはずです。
「あー楽しかった」だけで終わらせず、その経験から何を感じたかをじっくり考えてみましょう。

前回のブログでも述べましたが、私は今回の夏休みにジャマイカに行き、様々な異文化経験をしてきました。

暑すぎてやる気がないのか、私に触られても逃げようともしないイグアナ。
イグアナ

ボートの上から「come! come!」と呼びかけると、ふわぁ~と寄ってくる野生のワニ。
ワニ
野生生物への概念を覆されました。
世界は広いです。みなさん。

シカゴ校 二瓶 由希子

絵日記7月31日

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