２０２３年１月１５日（日）　ena 国際部西船橋校

 

今更かもしれませんが、志望理由書についての僕なりの考えを書きます。

 

志望理由書とは、ラブレターのようなものです。

 

僕も随分とラブレターを書いてきましたが笑

ラブレターは大きく分けて二種類あると思います。

 

まずは、自分の思いの丈をつづったもの。

一般的に言うラブレターですね。

僕はこのラブレターを「俺が俺がレター」と呼びます。

なぜなら、相手のことを考えているようで、実は自分の気持ちばっかり考えラブレターを書いています。

独りよがりなんです。

これでは恋は実りにくいです。

実際僕もそうでした笑

 

もう一つは、好きな相手に「いかに自分と付き合うと良いことがあるか」を書いたラブレター。

「提案型ラブレター」とでも呼びましょう。

こちらは、相手が何を求めているか、何が好きかをよく考えて書きます。

そして、自分が相手に何ができるかをラブレターに落とし込みます。

これなら、恋愛成就はすぐそこかもしれません。

 

さてさて、自分も受験生への面接対策と志望理由書の添削をしてきましたが、

だいたい「俺が俺が」型が多いです。

「いかに自分がその学校に行きたいか」ばっかり書いてあります。

ぎっしり書き込んであります。

 

さてさて学校は志望理由書や面接から受験生を選別するとき何を考えているでしょうか。

たぶん「この生徒が入学すると、学校にどんなメリットがあるか」と考えているでしょう。

 

「どんだけその学校への入学を熱望しているか」はあまり見ていないと思います。

なぜなら、受験生全員がその学校に入りたいからです。

それは学校への熱い思いは当たり前なんです。

合格理由にはなりません。

 

重要なのは「学校はどのような生徒を求めているか」を考え、

そこから志望理由書と面談でいう内容を考えていくことだと思います。

 

森　博行

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