宿題に関する提案(西船橋)

2022年10月6日(木) ena 国際部西船橋校

 

ある日部下に頼んでおいた仕事を聞いたら、かなり時間がたっているのに5%ほどしか進んでいなかったとします。

そこで理由を聞いたところ、「ある箇所がわからなくて仕事をすすめられませんでした。」と。

しかし、その部分はわからなくてできなくとも、他の部分はすすめられた仕事です。

そのような時、「わからない所はとりあえずとばしてでもいいので、仕事をすすめてほしい」と部下に伝えると思います。

 

また、頼んだ書類が完成したか部下に聞くと「半分ほどは完ぺきにできました。」と言ってきます。

そんなときも。「まず完璧でなくても、全体像を見たいので書類を完成させてください」というと思います。

 

結局、不完全でもまず全体を終わらせてから修正した方が、完成は早くなることが多いと思います。

なぜなら全体像が見えてから仕事を完成させる方が、アドバイスもしやすいですし、本人も仕事をしやすくなるからです。

 

これは宿題も同じです。

「わからない箇所は飛ばしてもいいから、まずすべてのページを終わらせましょう」と生徒には伝えます。

そのあと、わからない箇所をテキストで調べたり塾講師に聞いたりすればいいわけです。

ともかく宿題の範囲を終えると、全体像が見えてきます。

そのあとから、もう一度わからない箇所に戻ると案外解けたりします。

 

「不完全でもまず宿題終える」ことを実践してみてはいかがですか?

 

 

 

森 博行

ena 国際部 西船橋校

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