読書量と国語力1(西船橋校)
2022年6月27日(月) ena 国際部西船橋校
さて、理系担当の僕が話す国語論なので話半分で聞いてください笑
ある日、ある国語の先生と話していたら
「必ずしも読書量と国語力は比例しない」とのお話がありました。
また、別の日、違う国語の先生と話をしていたら、
「読書量と国語力は比例する」とのお話がありました。
。。。。。どちらが正解なのでしょうか。
。。。。。どちらも正解なのでしょうか。
読書をたくさんして、国語力がある人が
「たくさん読書をしなさい。そうすると国語力がつく」と言います。
しかし、それは本当なのでしょうか。
もしかしたら、国語力があるから、たくさん読書できたのではないでしょうか。
僕は成人するまで、読み終えた本は1冊のみでした。
それは子供版「海底二万里」だけでした。
国語の先生にはわからないと思いますが、国語力がない子は本が読めないのです!
それは、運動が苦手な子に、たくさん速く走れ、と言っているようなものです。
無理です。
しかし、国語力がある子がたくさん本を読めば、より国語力が高められることも真実です。
運動が得意な子が、たくさん走ればより運動が得意になるのと同じです。
つまり、国語力が一定水準より高いか低いかにより、
読書量が国語力に影響を与えるかどうかを決める、というのが僕の考えです。
まとめると、
・国語力が高い子には、たくさんの読書が、より国語力を高めるのに効果的である。
・国語力が低い子には、たくさんの読書が、国語力をたかめるのには効果的ではない。
※あくまでも、僕の仮説です!!
それでは、国語力が低い子を、効果的な読書ができるようになるまでの国語力をどうやって高めるのか、という問題が出てきます。
それは、次のお話です。
森
ena 国際部 西船橋校
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