２０２２年５月９日（月）　ena 国際部西船橋校

 

東京校の算数の先生に、算数の授業の心がけについて聞いたところ、

「式と図を書く」ことを口酸っぱくいっているそうです。

 

金言でございます。

 

なぜなら、中学以降の数学にとって方程式が欠かせないのと同じで、

受験算数で重要なのは式と図だからです。

 

数学では方程式をたててから考えます。

算数では、式と図を書いてから考えます。

 

たまに生徒が式も図も書かず「考えている！」と言います。

これは変です。

 

数学で式もかかず「考えている」という生徒がいたら

「式を書くことで考えるのだよ」と言うと思います。

つまり式がなければ正しい思考は行えません。

 

算数も同じです。

式と図を書くことで考えれるのであり、

僕からすれば、式と図を書くことこそが、正しく考えるということなのです。

 

ここでまた問題があり、

生徒は簡単な問題を解いたとき、「式や図がなくても解けた！」といいます。

しかし、これは問題です。

この状態で、難しい問題つまり式や図が必要な問題のときに、式や図がかけないのです。

なぜなら、難しい問題でいきなり式や図を書くのは大変だからです。

 

これは、平らな道で自転車に乗れない子が、

いきなり急坂で自転車に乗ろうとするものです。

事故にあいますね。

 

大切なのは、簡単な問題のときに式や図を書くことを練習し慣れるからこそ、

難しい問題のとき式や図が書けるのです！！！

 

みなさん、式や図をたくさん書いてみませんか？

驚くほどの学習効果をお約束します！

 

ここで一句

 

図や式を

書けば書くほど

高得点

 

お後がよろしいようで。

 

森

ena 国際部 西船橋校

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