具体的に考える

Guten Tag. こんにちは。

 

数学は学年が上がるにつれて抽象的な概念を学んでいきます.

 

抽象的なものを学ぶときのヒントは「具体的に考えること」です.

 

文字式で割合を学ぶとき,例えば「a割り引きされた…」とあれば,具体的に「3割り引きのときは元の数の7割だな,あれ?どうやって7割ってわかるんだっけ?」と考えることは,文字を使って式を作るときのヒントになります.

 

正N角形について…と言われれば,例えば正三角形や正六角形の場合に考えてみることで,一般的な法則を発見できるかもしれません.

 

授業で抽象的な概念が出てきたときは,発問して具体的な場合を挙げてもらっています.

 

具体的に考えることは,模試を受けたときに振り返りを行う模試ノートを作るときも同じです.

 

なぜ間違えたのかという原因追求はもちろん,次同じミスをしないための「具体的な対策」が大事になります.

 

図形の角度の問題で間違えてしまった

 

自分で書いた図が小さかったため書き込んだ数値も小さくて見間違えてしまった

 

→次回から図を大きく書く

 

→テストで図を大きく書くために,普段の勉強からノートに書く図は思い切って大きく書くようにしてみよう

 

具体的に考えることができるようになると,数学の力はぐんと伸びていきます.

 

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