数学の用語を人に説明する

Guten Tag. こんにちは。

 

 

数学を勉強していると用語がたくさん出てきます.

 

 

中学までの範囲では,

・素数,自然数,整数,有理数,実数など数の範囲を表す用語

・長方形,ひし形,正方形,円,扇形など図形の用語

 

 

高校数学の範囲では,

複素数,虚数,関数,極限,微分など

 

 

これらの数学用語は暗記する必要はありませんが,自分の頭で整理しておく必要があります.

 

 

  頭で整理できているかどうかの一番わかり易い判定法は「他の人に説明できるかどうか」です.

 

 

教科書によって表現が違う用語もありますが,根っこの考え方は共通です.

 

 

数学用語は勉強していれば自然と目にする機会が増えていきますので,おぼろげにどんなものかわかったつもりの人は多いでしょう.

 

 

最初はそれで構いませんが,最終的には自分の言葉でしっかりと説明できるようになる必要があります.

 

 

説明は厳密に教科書通りでなくて構いません.

 

 

説明しようとすると,頭の中で何が引っかかっているかが見えてきます.

 

最初から教科書の用語を覚えようとするのではなく,勉強しているうちに気になってきたので改めて気になった用語を見直してみるというのが正しい勉強です.

 

 

例えば,素数は1を含むのだっけ?自然数は0から始まるのだったかな?という疑問が頭の中に出てくる.

 

 

そのときに教科書やテキストの用語の説明を見ると疑問が解消し,他の人に説明できるようになるでしょう.

 

 

授業でも,どこまで理解しているかを確認するために数学の用語を生徒に当てて説明させることがあります.

 

 

詰まってしまう生徒がほとんどですが,きちんと理解していないことに気づきハッとする顔をする子もいます.

 

 

数学の勉強で詰まったときは「他の人に説明できるかどうか」確認してみましょう.

 

 

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