新年度開講2

2022年2月5日(土曜日) ena 国際部東京校

新年度開講2

 

2月4日から新年度が開講しています。

2,3月と春期講習会で(4月本科が始まるまでに)、前期カリキュラムの約3分の1を終える予定です。

今回は新小4~新小6への算数の心構えです。

 

算数ができない生徒の特徴
・手、髪、指、爪をいじる
・文房具分解をする
・空中を見つめる
・無理な暗算をする/あちこちに乱雑に筆算をする
・姿勢が悪い
・消しゴムを使う
・答えだけを赤で書く(解き直さない限りできるようにはならない)
・授業中に頭が回転していない(答えを待っているだけ)
・最後に自分の答えを書き換えて「まる(正解)」にする
小4算数
 大事なことがたくさんでてきます。小4から受験勉強が開始するのです。不要な単元はありません。ここから2年半かけて全単元を学習します。保護者の方もぜひ小4算数を一緒に学習なさってください。小4でちゃんとやらないと、「本格化する&入試直結の」小5算数で大変なことになります。勝負は小4です。
小5算数
 さらに大事な単元が目白押しです。量も質も小4の頃の2倍グレードアップします。要するに、これまできちんとやってきた生徒でもかなり大変です。中学受験経験者ではない場合、保護者の方のサポートもかなり大変になります。質問教室やR&Fで少しでも消化不良を解消し、少しでも反復し、少しでも深めていきます。授業での例題・類題・基本問題、宿題での基本問題・練習問題、計算日記をやりきれば、かなり受験で勝負できる力がつきます。この1年、何度も挫けそうになりますが、小5受験算数のポイントは【最後まで走り切ること】です。これさえやってくれれば、小6になってから選択肢はたくさん残ります。周りの大人がギブアップしないことも大事です。
小6
 小5までに全単元学習しているようなものですが、やってきた生徒でもやはり苦戦します。単元と単元が合体したり、単元そのものが深まったりします。小5受験算数をやり切ってはいても、十分に自分のものにしている生徒はなかなかいません(おそらく1~2割くらい)から、「泣きそう」になるかもしれません。これまで受験算数をやってきていない生徒は「なんだかよくわからない」かもしれません。ただ、新しい単元はあまりありませんから、小6の単元を少しでも少しでも消化していけば、これまでの受験算数が少しずつわかりようになってきます。半年頑張れば、夏に総復習(習ったことがある前提での総復習ですから何としても夏前の半年は頑張ってください)ができます。
さらに小6
 特訓算数が基本(Bクラス用)、標準(Aクラス用)、ハイレベル(Aクラスで、志望校もそういうレベルのところ用)です。
 基本では基本問題の徹底(量もかなり)をします。受験算数に関して小6になるまでに知っていなければならない・できていなければならない単元2年分から、21個を厳選しました。食らいついてくれればなんとなります!
 標準は名前こそ「標準」ですが、結構難しいです。普段使っている新演習の単元の導入や基本問題には触れず、練習問題レベルを「はい、解いて」、「はい、解説するよ」と進めていく予定です。量というよりも、標準レベル以上の問題(中学受験の標準レベルの難易度は高いです)を1問1問じっくり味わいます(授業時間が100分しかないので結構ラッシュですが)。志望校としては、攻玉社、都市大、市川、東邦です。
 ハイレベルでは、小6後期に学習するまとめのテキストを21回分に分けて学習します。志望校としては、聖光学院、海城、広尾(AG以外)、都市大グローバル、渋渋(作文型)、栄東です。
受験勉強は算数に一番時間がかかり、「わかる」➡「できる」➡「すらすらできる(テストで点がとれる)」の段階がなかなか大変ですが、
・頭を使う(答えを待たない、赤で答えを書かない、できるまでやり直す)
・手を使う(図を描く、図を消さない、筆算をする、式を書く)
・宿題をきちんとやる(丸付けと直しまでやらないと効果は半減する)
で攻略できます。
いろいろあるかもしれませんが、まずは2月、3月を走り切ってください。
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