夏講残り2日

2019年8月23日(金曜日) ena 国際部東京校

夏講残り2日

残り2日+総まとめ特訓2日です。

受験生であれば夏休みは皆が頑張るときですから、秋の模試で成績を上げようというのは図々しい話かもしれません。

・自分こそが周りよりも群を抜いて頑張った

・これまでの自分のペースを遥かに凌ぐペースで頑張った

このあたりまで圧倒的でなければ、ひと夏頑張ったくらいでは目を見張る成果はありません。

・・・・・・・・・思い出話・・・・・・・・

中3女子で、中1,2,3前半まるで頑張れなくて、髪染めたり、爪染めたり、ちゃらちゃらしたりしていた子がいて、なぜか突然、夏期講習会で頑張り始めて、勉強の話ばかりして、無我夢中で勉強していました。25日間+5泊6日の合宿も彼女なりに最大限頑張りぬきました。「別人」でびっくりしました。

しかしながら、自信満々で受けた夏の最後のテストでは、いつもと変わらない偏差値でした。

自己採点をしながら「号泣」していました。クラスメイトの目もはばからず、わんわん泣いていました。

共に頑張ってきた生徒だったのですが、「ひと夏頑張ったくらいでは結果が出るわけないじゃん」という言葉をかけることにしました。2年半かけて築いた関係性があったからか、受け止めてくれましたが、何はともあれ、もう少し気のきいた声がけなかったものか。

頑張りは秋以降も持続し、当時の彼女の偏差値からは全く考えられない、難関校に合格しました。

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ひと夏、他の生徒に遅れをとってしまうと、大変なことになります。

夏は小6、中3で計算すると、本科授業の半年分に相当します。

半年分です!

9月、10月、11月、12月、1月で5か月です。

もはや、夏期講習会以上の時間は残されていません。

中学受験であれば、12月中に(つまり4か月後に)受験が終わってしまう生徒もいます。

1月を駆け抜けて、2月の敗者復活戦までいれても、半年はありません。

9月からはあっという間です。

学校が始まる上に、運動会、修学旅行・移動教室、学芸会、合唱コンクール、学校見学、公開模試。

思ったより時間がとれません。

模試には合格判定が出て、入試演習ではランキングが出ます。

一喜一憂しつつも、間違ったところをタンタンと復習する姿勢が重要です。

そして、思ったより時間がないということに気が付くのは、9月になってしばらく経ってからです。

気持ちに余裕があるのは8月いっぱいです。

あっという間に9月が終わり、10月になると、「来月から受験が始まる」ことになります。

焦らずに、時間を大切に、そして、問題を解いて、できなかったところをできるようにするという学習を繰り返すことが必要です。

 

 

少しでも秀でるための残り4日。

 

このひと夏、図々しいことを達成するためにやっています。まだまだやれることはありますし、パワーアップできます。信じてやり続けましょう。

そして本科授業には本科授業なりの戦い方があります。

 

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