夏講15日目

2019年8月7日(水曜日) ena 国際部東京校

 夏講15日目

 

残念なことに、明日から8月13日までは休校です。

8月14~18日が4期、8月20~24日が5期です。

この休みが終わると、夏期講習会終了のカウントダウンが始まります。

夏に頑張ればなんとかなる

夏は受験の天王山

夏を制する者は受験を制する

そんな風に考えていた「ものすごい夏」も、次、講習会に来た時にはカウントダウンが始まるのです。

1日だけでも、とびとびでも、その効果を感じているはずです。

そもそも、暑い夏に、塾に来て勉強するという行為そのものが、受験への意識を知らず知らずのうちに育んでいます。

そうでない場合と比べてみることができれば一目瞭然です。

成長の夏です。

 

初めての夏。

うまく過ごせるほうが少数派です。

でも、最初で最後の夏。

できるだけうまく過ごしたい、過ごさせたい。

あまり難しいことを言わずに、通っている塾の夏期講習会に可能な限り多く参加して、きちんと宿題と復習をすることが一番効率の良い学習だと考えています。

機械のように勉強できるのであれば、受験用のテキストを片っ端から全科目3回ずつ繰り返すという方法もありますが、これをまともにできるのは大学受験生(しかも偏差値上位)以上です。子どもたちは大人のようには勉強することはできませんし、大人の求めるレベルで勉強できる生徒はいません。目の前のことを1つ1つこなす。短期的な目標(塾の模試やテスト、塾の小テスト)を1つ1つクリアしていくのが一番です。

 

夏にいきなり頑張れるようになるわけがない。

一貫して主張してきたことです。

「なつまでまつな」を掲げ、夏に頑張るために6,7月に頑張る必要がある。

担当してきた生徒たちにはそう接してきました。

鉢巻を絞めて、拳を突き上げてというわけではなく、知らず知らず緩急をつけて少しずつ水準を上げていく方法で。

この15日間(今朝の時点では14日間ですが)、生徒たちはそれぞれのペースで頑張ってきました。

「まだ本気の生徒は1人もいないよね」とクラスで語った時の、むっとしたり、びっくりしたり、ぎょっとしたり、ぎくっとしたりといった表情を浮かべる生徒たち。

本音です。まだ本気の生徒は1名もいません。

それぞれのペースでは頑張ってはいます。そしてそれに酔い、頑張っていると信じています。それはそれで真です。

頑張っていることは確かですし、これまでそんなに勉強したことなかったのも確かですし、自分史上一番勉強していることも確かです。

集中しすぎて寝食を忘れてしまった

授業中頑張り過ぎて息切れしてきた

合格発表掲示板の前でヘナヘナと座り込んでしまった

まだやれます。残された時間はあと10日ですが、気持ちと集中力で2倍がんばれます。

 

残された時間が2倍になります。

 

まずはこのお盆休み、しっかり勉強しましょう。

ここを乗り切りましょう!

ここで差がつきます。

しかも巨大な差です。

何をしていいかわからない生徒は、この15日間で学習したことをすべてもう一度やりなおしましょう。

それだけでもかなりのものです。

休み明け、元気にお会いしましょう。

 

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