漢検挑戦記8

2019年3月21日(木曜日) ena 国際部東京校

漢検挑戦記8
長らく実感していない「生徒の立場」を経験するために、
そして、そこで感じ、考えたことを日々の指導に活かすために、
漢字検定に挑戦したことがあります。

記憶を辿りながら書いてみます。

 

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いろいろな心配をしつつ、
いよいよ本番です。
このときは大変良い精神状態です。
問題がどんなに簡単であっても、相手にあわせずに、最後まで自分の全力を尽くす。
これは自省を込めて心に強く誓いました。
「始めてください」の合図のもと、愛する妹からもらった書きやすいシャープペンシルで着手しました
解けるもの
初めて見るもの
直前に見たもの
様々ですが、やったのにできない問題は1問もありません。
問題集か過去問かで見たことのあるものは完璧に解答できます。
ただ、いくつかの大問が丸ごと難しく感じました。
それが連続でありました。
記憶をフル動員して範囲内の音訓で意味の通じるものを当てはめて正解を狙うスリリングな場面が何度も訪れました。
練習ではこういう場面の正解率は約5割です。
これが30点分あれば少なくともその5割の15点は失点するということになります。
相変わらず、時間は十分にあります。
できたはずの問題を確実に正解するために見直す時間、迷ったところをどちらの答えでいくか納得いくために決断する時間、最後の最後まで解答をひねり出す時間。
漢字は暗記ではない、思考力だと思うくらい頭を酷使しました。
受験の後に力尽きて倒れてしまってもかまわない。
何としてもでも合格を引き寄せるのだ。
引き寄せられなければ自ら近づくのだ。
こうして一時間の格闘が終わりました。
最近のどの過去問よりも難しかったです。
ぎりぎり合格点の160点くらいの手応えです。
しかしながら、直前期は合格率100%です。すべてに合格してきました。
17連続合格です。
難しいと感じた場合でも10点以上の余裕がありました。
さらに難しかったので、やはりどちらにしてもぎりぎりという感じです。
達成感と一抹の不安が残りました。
お疲れさまでした。
もしもの場合はもう一度闘う気持ちはあるのか?即答でYESです。
本当に楽しい1か月半でした。
合格していますように。
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