小6生6月度帰国生模試結果速報(フラッシュバック)

2018年6月21日(木曜日) ena 国際部東京校

小6生6月度帰国生模試結果速報(フラッシュバック)
6月9,10日に実施した模試の直後に採点し、答案を見、感じたことをいつものように結果速報メールで送らせていただきました。
少しでも多くの受験生のお役にたてればと思っています。ena海外校の生徒さん、保護者様から、「毎日ブログ見ています」というメールをいただくこともあります。文字にするとうまく伝わらないところがあるかもしれませんが、そのあたりの改善も目指して継続いたします。
6月度帰国生模試に参加していただき、ありがとうございます。

今回はenaに通っていない生徒さんが、参加人数の約25%を占めました。
全員分の採点が終わり、点数の集計段階に入っています。
速報ですが、ena国際部東京校でテストに参加した生徒さんの平均点と最高点をお伝えいたします。

【小6】

国語 54.77点(最高点   79点)

算数 39.74点(最高点 84点)

英語 43.23点(最高点    69点)
2科 94.51点(最高点155点)
3科 134.15点(最高点205点)

東京校では、答案のコピー(採点前)は全員に配布していますので、ご確認ください。もし、復習がまだということであればお早めに復習に取りかからせてください。その際には、「自分の手で解き直してみる」→「間違ったところを直す」→「それでもできないところは解答解説をきちんと読んで納得する」というところまで取り組ませてください。

学内生の様子を見ると、
・国語・・・受講者の多くが毎週32問の漢字テストをこなしています。満点狙いの姿勢はほぼ全員に継続して見られるようになり、全受講生(3クラス)の平均点は95点くらいになっています。範囲も答えも実施日もわかっているテストの準備ができなければ受験で勝てるはずがありません。引き続き、この小さな積み上げをしっかり続けていきます。(毎週覚えるべきことはテストの問題の数の2倍の64問くらいになってきています)。また、読解問題では日頃の「自分で答えを作ってみる」「なぜその答えなのかにこだわる」などの成果が出始めている生徒もいるように見受けられます。国語の苦手な生徒でも、「音読」と「漢字」の反復で、読解問題に食らいついている様子が見られるようになってきました。あと半年もすれば帰国枠入試は開幕しています。やるべきことをやれば国語の成績は徐々に伸びていきます。粘り強い答案用紙をが多く見られるようになってきました。大問1~4(日々コツコツやれば場点になるところ)の差が、そのまま総得点の差になっている傾向があります。まずは、漢字・語句・知識です、
・算数・・・難しかったようです。範囲は小5受験算数の全範囲と、小6受験算数の第1回~第4回の単元でした。ここは小6の2月から3月初めまでに学習した単元です。まだその当時にenaに入っていない生徒も多くいますし、受験勉強を開始していない時期だった生徒もいますし、体験授業中だった生徒もいますし、宿題がやり切れるまで成長していなかった生徒もいます。そういった状況での「食塩水」や「速さ」に「比」が絡んでくる応用問題だらけ(小6受験算数では基本問題なのですが)で、大変だったと思います。普段習っているところ(しかもGW後に徐々に頑張り始めたところ)が出題されているわけではなく、その前(小4受験算数をベースにした小5受験算数全般)までに習ったところと「小6の最初の1か月半で習ったところ(すべて小5受験算数がベース)」ですから、小5受験算数をやり終えていない生徒さんは大変苦戦したのではないでしょうか。下位~中位は「計算日記」への取り組みの質がそのまま点数に反映されたような印象があります。「解いて」「丸つけて」「直して」「解答解説見て」「解きなおして」「両親・兄姉・友達に質問する」「先生を捕まえて質問をする」の繰り返しです。漢字練習でも10回書かないと覚えられないというのであれば、計算日記でも同じ問題を10回解かなければできるようにならないというふうにも言えます。1回や2回やっただけで点数がとれない!というのではなく、3回4回とやるしかないのが事実です。夏期講習会では、全単元の復習と、自分の手で解く演習をふんだんに取り入れます。生徒の皆さんは夏に向けて、「夏に頑張れる(夏になったからいきなり頑張れるわけではありません)」ように助走と加速を意識しましょう。
・英語・・・英語圏滞在歴・英語に触れてきた量などが一定レベルで関係してきます。ただ、本帰国後であれば、あとは「受験勉強」の質と量です。単語帳を眺めるだけの勉強、宿題のエッセイを書くだけの勉強、音楽や手紙や読書を英語で行うことで「勉強しているつもり」になっている勉強、それらは考え物です。残り半年しかないのですから、エッセイの書き直しを積極的に行いどんどん先生に見てもらうことや、問題集を解くという行為による「アウトプット」をどんどんこなすことが大事です。通常の帰国枠英語のレベルであれば、塾での学習をきちんとこなしたうえで、英検2級の単語・熟語・文法の単元に特化した問題集、センター試験の過去問題・予想問題、大学入試用の文法問題集を夏までに1、2冊バリバリ解くという練習も効果的です。
テストのたびに、受験生は強くなります。
いろいろなことに気が付き、次の一歩を踏み出せます。
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夏期講習会の案内が始まっています。
英語はSとHを設定、帰国枠入試英語の過去問題を合計25本扱う予定です。
英語のみの受験を予定している皆さんは、上級英語と中級英語を組み合わせることで、授業だけで100時間の学習時間を稼ぐことができます。
算数・国語は全25日間で単元別総復習を終わらせます。
国語では、夏の5番勝負で入試問題を5本程度扱う予定です。
算数では、別途「算数演習」を設け、入試演習またはそれに近いものに毎日取り組み、「自分の手で解く」ことと「答案分析の仕方」を通して、得点力の高め方をお伝えします。
いずれにしても「絶対量の確保」は大事です。
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