10回繰り返す

2018年3月9日(金曜日) ena 国際部東京校

10回繰り返す

やっているのに覚えられない!
やり方がわからない!
とたまに耳にします。
その度に、何回やってからの発言なのだろうと(大袈裟ですが)耳を疑います
住所や電話番号や自分の家族の名前を覚えている子は大丈夫です。
単語も漢字も覚えられます。
「やり方」ではなく、書いて書いて書きまくる(言って言って言いまくるでもよし)のが原始的ではありますが最適な方法の1つだと信じています。
10回連続で書く。
10回連続で言う。
どちらでもいいのですが、1回でも間が合ったり、躊躇したり、つっかえたりしたら、やりなおし。
10回連続すらすらと、のレベルまで持っていき、100%正解する境地に達して欲しいです。
10回やって無理なら20回やればよいし、それでも無理であれば30回やればいいだけです。
言いまくって声がかれた、書きまくって腕が痛くなった。
どちらも良い経験です。
伝説の受験生に一歩近づけるかもしれません。
そういう意味では、算数や数学も同じです。
難問・奇問を解く力をつけるための指導や、ひらめきや発想が必要な問題を解くための力を養成したくて授業をしているわけではありません。
基本に忠実で、きちんとパターン練習をこなしたうえで、経験値をアップさせ、そのうえでレベルを上げていけばいいだけです。
その延長上に難問(基本問題の組み合わせ)対策やひらめきの必要(結局は経験値でカバーできてしまうのですが)な問題の対策があります。
「新演習」や「計算日記」にある問題であれば、繰り返せばよいだけです。
1回だけ取り組んで「わからない」「できない」では話になりません。
漢字練習や単語練習のように10回繰り返す時間は現実的にとれないかもしれませんが、1回しか取り組めないというわけでもないはずです。
同僚に、「10回読む」指導が大好きな教師がいます。
当たり前のように、クラス平均点を上げ、キープしています。
ご家庭でもそういう調子で、お子様は御三家に無理なく合格しました。
繰り返し、大事です。
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