英検2級→準1級→1級

2018年3月8日(木曜日) ena 国際部東京校

英検2級→準1級→1級 

こんにちは。

小学5、6年生で現地校やインターナショナルスクールに2年以上通っていれば英検2級は取れることが多いようです。

早い子であれば、小2や小3で英検2級に合格してしまいます。

しかしながら、合格の仕方により、次のステップが変わってきます

リスニング力と直感に頼ってしまいギリギリ合格したのと、語彙・文法を含めほぼ満点で合格したのとでは雲泥の差です。

準1級になると語彙も長文の内容ももはや子ども向けではありません。

小学生の日常生活には出てこないような語彙や内容が求められます。

「そんな英語はまだ必要ない」とい言い訳や弁明を肯定したくなる場合もあるかもしれません。

年齢(成熟度と言いましょうか)がその級の内容に追いついていないかもしれません。

さらには、英検だけが英語の資格ではありません。

しかしながら、帰国生の英語のレベルを語るとき、合格の目安を示すとき、

まだまだ英検が物差しになります。揺るぎのない尺度です。

これにenaの帰国生模試を組み合わせて、進路指導をさせていただく場合が非常に多いです。

enaスタッフの会議の場でも英検の級を前提に話が進みます。

何よりも「合格」「不合格」の出る試験を経験することは入試に向けて重要ですし、

合格に必要な勉強スタイルを覚えていく絶好の機会ですし、

合格に向けて勉強することで(点数を上げるための勉強よりもはるかに)英語力が伸びやすい(子どもたちも勉強しやすい)のです。

学校の先生方とお話させていただいていても、「英検」の話はほぼ毎回出てきます(肯定的な意味で)。

準1級に挑戦する生徒さんには、2級の問題を解き直してみること、準1級対策に早期着手すること、をオススメします。

私たちがサポートできるのは英検の各問題に対する攻略方法もそうですが、

コンスタントに勉強する機会を提供すること、

合格に対するモチベーションを与え続けること、もそうです。

2級から準1級へのジャンプでは、新出単語が約1500語出てきます。

大人であれば、1語1分、毎日1時間勉強して50語、1か月続けて1500語マスターするという計算が可能で、

もちろん実行も可能です。

この話をすると生徒たちは「無理!」という反応をすることが多いようです。

が、「1日50語を1日5語」にしてしまったら、300日、つまり1年近くかかってしまいます。

本当に毎日50語覚えてもらうような指導ではないのですが、効率良く合格に向かえるように、生徒さんの様子を見ながら授業内容を組み立てていきます。年齢と英語力と、その級の中身を踏まえてサポートしていきます。

いまや、帰国枠受験の世界で、「英検準1級バブル」とも言える現象が起こっています。

準1級は持っていて当たり前、そのうえでの勝負になってきています。

2級と準1級とでは、「印象」ではなく、「実力」がまるで違います。

まずは、準1級です。

 

そのうえで、志望校に合わせて、受験までの残りの期間を考えて、1級にチャレンジするかどうかです。

 

長くなってしまいました。

・英検準1級の学習に早めに着手する

・英検2級(特に単語・文法問題)で満点がとれるか確認をする

・6月まで、10月までと次の英検までの学習を通してパワーアップする

・小5、小6生は英検の勉強と中学受験英語の両方を頑張る

・中3渋幕・SFC志望者は1級の取得を急ぎ、学校別対策を始める

・準1級、1級では、膨大な語彙の攻略は必須と意識する

・コツコツ学習する(受かるまでやる)

・受験終了組の中高生は、早めに1級まで取得する

いろんなことを思って、英検コースを設置しています。

ご質問、ご要望、ご相談はお気軽に校舎までお願いします。

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2017年度第3回の英検の結果も出ています。

2級や準1級合格の報告をたくさんいただいています。

受かるまで勉強を続けること、これが受かるコツです。

それを精一杯サポートさせていただきます。

 

 

 

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